毎日の食事にミネラルは大事です

 日々不足しないように補給しましょう!人の体内では合成できないミネラルは、バランスの良い食事からいただきましょう。
 ミネラルの働きとは、骨、歯、血液、皮膚、髪、爪などに関係していて、神経や筋肉をコントロールする代謝にかかわる働きなどももっているのですが、人の体内では合成できないので食物から摂取する必要があり、不足すると欠乏症を生じます。不足すると欠乏症を生じます。ミネラルというと水を思い浮かべますが、数多いミネラルのうち、日本人の食事摂取基準で1日の必要量が100mg以上のものでは、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リンなどの必要ミネラル栄養素が挙げられます。
 ナトリウムは摂取しすぎると高血圧症に関係があることはよく知られているのですが、そのとき不足しやすいものの一つにマグネシウムがあり、他に糖尿病、虚血性心疾患に深く関与しています。
 また、微量必要ミネラルの中には、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、他にもセレンやクロム、モリブデン等があるのですが、亜鉛が不足すると、味覚障害、貧血、生殖機能異常などを引き起こし、マンガン不足の場合、骨や糖、脂質の代謝に関係するといわれています。
 私達が比較的多く塩分を摂取している場合にはナトリウム過剰ですから、カリウムの多い野菜や果物を一緒に摂ると良いようです。変化に富んだ食生活をすることで、バランス良くミネラル摂取にも良いことなのですね。