夏バテ防止のために腸の働きに留意しましょう

 今年は特別に酷暑のようですが、夏バテしないようにしたいものです。
 では、この夏に留意すべきことはどんなことでしょうか?最近特に言われているのは、地球温暖化による大気の高温に対して、人々の水分摂取不足などによる熱中症が起こりやすいということですが、私達が少し気をつければ夏バテを防ぐこともできるようです。
 それは、私達の腸の働きに留意することです。腸の働きに留意すれば、しっかり真夏も過ごせそうです。
1)腸を冷やさない
 腸が冷えると免疫細胞が弱まり、免疫細胞が弱まると免疫力が低下して、全身の不調が起こりやすくなります。腸には身体の免疫機能を司る免疫細胞の約7割が集中しているようです。そのため、夏バテを防ぐためにはお腹周りを冷やさないようにすることが大切です。入浴やストレッチ、呼吸を整えることは大事なようで、夏だからといってシャワーで済ませるのではなく、ちょっとゆっくり半身浴をするのもオススメで、呼吸法を取り入れてみるのも良いようです。
2)食生活の充実
 腸の夏バテ防止には食生活を充実させることです。その中でも、腸内環境を整えるためには発酵食品がオススメです。発酵食品にもヨーグルトなどの動物性乳酸菌だけでなく、味噌や漬物などに含まれている植物性乳酸菌もあり、どちらもバランスよく摂取することが大事なようです。もちろん腸内環境を整える食物繊維も大事ですね。

<参考文献>
「美感遊創」(サントリーウエルネス株式会社発行)