歩くことで私達の脳は鍛えられる!
歩くことは脳と密接な関係があるそうです。最近の研究結果によると、歩くことが最新の脳トレーニングの一つであり、よく歩く人は認知機能テストの成績が良いという結果が出ています。一週間の歩行時間が2.8時間以上の人が40分程度の人と比べてテスト成績に大差があったということです。
それは、歩くことで脳内の血流が活発になり、記憶力、集中力が活性化すると言われていて、脳内に十分酸素が送られることによって、集中力を司る脳の前頭葉や海馬を活性化させる神経物質が生み出されるようです。
このテスト結果は、70歳以上の120人が一年間に歩行をはじめとする有酸素運動を続けたテスト結果で、脳の記憶を司る海馬の大きさが増加、記憶力が改善したということです。勿論、歩く速さにも関係もあるでしょう。
知り合いと話しながら、100-7=93、93-7=?などと頭の中で計算してみたり、周囲の景色なども認識しつつ、歩いたりすることなど、色々と試してみると良いのではないでしょうか。
天気の良い日にはウォーキングをお薦めします。
<参考文献>
研究トピックス「歩行は、なぜ認知症予防につながるのか?」
老化脳神経科学研究チーム 自律神経機能研究 堀田晴美先生
(独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所 ホームページより)
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