認知症を予防しましょう!

2022年3月14日

 認知症は毎日の生活習慣で防ぐことが可能だといわれています。

 認知症とは高齢者になるほどその割合が高くなるといわれていますが、勿論、高齢の人がみんななるわけではありません。
 現時点で認知症といわれているものにはアルツハイマー型認知症が多く、4.3%、前頭側頭葉型認知症1.0%、その他7.6%といわれています。その原因が脳血管梗塞などでなることは生活習慣病の延長線上にあるわけです。近年では、アルツハイマー型認知症も生活習慣病と関連することがわかってきました。
 アルツハイマー型認知症は脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積して神経細胞の機能が破壊され、徐々に脳が萎縮する。記憶を司る海馬という脳の部分がまず萎縮して記憶障害が起こるようです。海馬とは大脳の辺縁系に存在するのですが、予防ができれば嬉しいことではありませんか?

 認知症になりやすい方とは

 生活習慣病の糖尿病、高血圧症、脂質異常症を有している方は発症リスクを高めるといわれています。他には 喫煙や毎日お酒を飲む方、睡眠不足が継続している方、体を一日中あまり動かさない方、また、虫歯や歯周病のある方、食べ過ぎなどで肥満の方が多いようです。
 ということは生活習慣を良好にすることによって、認知症も予防可能ということになります。毎日の適度な食事、適度の運動を心がけたいものです。なお、勿論、脳の栄養成分もしっかり食事から摂取することも大切ですね。