肥満症とは?

2022年3月14日

 肥満症といわれる場合、必要以上の食べ物、とくにお肉や魚介類をたくさん食べることと運動不足からくることから生じるのが殆どのようです。その場合、血液中のコレステロールや中性脂肪の量が正常の限界を超えていて、今すぐに変化があることがなくてもその状態が長く続くと動脈硬化症や狭心症、糖尿病、高血圧症といった成人病が出て、生命を脅かすことになりかねません。
 肥満の方は、気がついた時にすぐに治していくことが健康で長生きができ、お得です。寿命から見ても、肥満というのは損なものなのです。
 肥満は肥満度でわかるのですが、一応BMI 25以上を太り気味と言うことができ、
 BMI=体重(kg)/身長(m)2 で表されます。
 BMIは18.5~25の間が適正体重とされています。

 肥満を治すには?
 ●漢方服用する場合は
  防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
  +五苓散(ゴレイサン)
 ●寒がりの方には、
  五積散(ゴシャクサン)
  +防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)
  +苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
で加療されているようです。
 気長に一年、二年と飲めば、どなたでも何キロか痩せることができます。ただし、食養生を守ってくださる方がこの幸運を得ることができるようです。

<参考文献>
「東洋医学的食養法」たにぐち書店 長瀬千秋博士著