サルコペニアをご存知ですか?

 ギリシャ語でサルコは“筋肉”、ペニアは“減少”という意味にとると、現在ではサルコペニアとは筋肉量の低下、機能低下を含むようになっているようです。
 近年では、加齢による筋肉量の減少や身体機能の低下が問題視されていますが、筋肉は糖代謝にも関係しているので筋肉量が減少すると、肥満、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの危険性が高くなると言われています。では、そんな疾病を防ぐために手だてがあるのでしょうか?
 加齢による筋肉の衰えを防ぐためには、やはり、栄養摂取を心がけたいものです。では、何を摂ればいいのでしょうか?
 筋力の低下を防ぐためには運動の他に心がけたい栄養とは必須アミノ酸がその役割をしていると言われています。何歳になっても筋肉は増やせるようです。素敵なことですが、肉や魚、卵、豆類等は筋肉をつくるアミノ酸を豊富に含んでいるものですから、そういう蛋白質をしっかり摂るバランスの良い食事を心がけたいものです。
 筋肉の約70%を構成している下半身の筋肉を鍛える運動をすること、そして食事面での配慮を心がけることがお得のようです。