実感年齢を若く保つ秘訣

 人生が百年時代といわれるようになって久しいことですが、最近、サントリーウエルネスから実感年齢ランキングというものも示されているようです。実際に実感しているか否かに関わらず、暦による年齢に比べて年齢を経ても周囲から驚くほど若々しい方も多いようです。その方自身の自覚などはないようですが、実年齢と見た目年齢の差や、実年齢と実感年齢の差はなにからでるのでしょうか?
 きっと、その方達の生活に秘訣があるのかもしれません。ごく当たり前に”いい歳をして“とか、”もう○○才ですね“とか軽々しく言わないのも礼儀でしょうが、アクティブな人ほど実感する年齢が実年齢から離れていて若々しい事は確かに現実のようです。男性だから、女性だからではなく、人生を楽しく過ごす事には生きるヒントがあるはずです。
 例えば、日常の食事についても身体の健康を重視した食生活は大事です。然し、まず、その方のこころが一番大事のようです。毎日の生活に対して、自分を肯定していく気力が一要素となるのでしょう。悲しいと感じることも遠ざける勇気も大事でしょう。まず、好奇心をもって楽しみにチャレンジすることも素敵なことのようです。
 現在、調査によると、実感年齢が1位といわれるのは関西、和歌山県と言われているようですが、どちらに生活拠点をもっていても大事なことのうち、毎日の意欲は大事かもしれません。勿論、東洋医学で言う心身一如ということもうなずけることです。

参考文献
「日本全国実感年齢白書」 監修 京都橘大学健康科学部・児玉隆之教授の話
※日本全国実感年齢白書2022は以下のサイトを参照
https://www.suntory-kenko.com/contents/aginglabo/jikkan_nenrei/hakusyo/jikkan-nenrei-hakusyo-01.pdf