変形性膝関節痛の季節の変わり目対策

 朝、晩が涼しくなると、膝関節が痛むという方が増えるようですが、低気圧が近づいてくると、精神的にも身体的にも影響を敏感に受けることも多く、そのことは悪いことではなく、人々が気温や、気象の変化に対応して自分の健康を維持しているということなのですが、変化が急に訪れると体の負担も大きいことがあります。加齢による変化も同様です。
 変形性膝関節症は膝の関節軟骨がすり減って剥がれ落ち、周囲を刺激して起こると言われています。その時には、同時にサイトカインという化学物質がでてきて、その量の多さによって炎症が強くなり、関節液も過剰に分泌され膝に水がたまるということになりかねません。その解決方法は?
 普通、家庭でできるセルフケアとは?関節の血行をよくするのが大事です。

①膝をあたためて寒い処への外出にはサポータをつける。
②入浴時には、ぬるめのお湯に半身浴をして膝を軽くマッサージする。
③関節を支えている筋肉を強くする。
 例えば足上げ運動(床から10-20㎝あげ、5-10秒間止める)を片脚10回ずつ一日3回ほど行う。
 更に、脚上げ体操も筋肉補強には効果的のようです。